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導入事例

~IaaSのように自由に、レンサバのように手軽に!
 大規模Webサイトの構築・運用を強力にサポート~


プラスデザインカンパニー株式会社様

プラスデザインカンパニー株式会社チーフエンジニアサーバーエンジニア様

大阪と東京を拠点に、Webサイト構築に関わる企画設計から制作開発、そして運用管理まで対応しているのがプラスデザインカンパニーです。今回、NTTスマートコネクトの「スマートコネクト マネージドサーバ」をすでに活用していて導入実績も持つ同社に、このサービスを選んだ理由や使い勝手などについて伺いました。


検証環境を手軽に構築できるステージング機能を高く評価

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企業のWebサイトやキャンペーンサイトの構築で豊富な実績を持つプラスデザインカンパニーでは、完成したWebサイトのホスティング先として、顧客の要件に応じてさまざまなクラウドサービスやレンタルサーバを使い分けているとのこと。同社のチーフエンジニア/サーバーエンジニアの松井啓介氏は、実際にスマートコネクト マネージドサーバを利用したうえで「ステージング機能」を高く評価します。(図1)


コントロールパネル

(図1)松井氏が高く評価したのが、本番環境とステージング環境のそれぞれで簡単にPHPのバージョンを切り替えられる機能がコントロールパネルに用意されていること。また、コントロールパネル自体の使い勝手も良く、“エンジニアであれば悩まずに使えるだろう”と松井氏は話す。


松井氏「検証環境を同一ドメイン内に作れるステージング機能は、開発者にとって本当にうれしい機能ですね。とくに便利なのは、本番環境と検証環境で異なるバージョンのPHPが使えるところです。たとえば本番環境では5.3系を使いつつ、検証環境は5.5系でテストするといったことが簡単にできます。しかも検証環境を素早く本番環境に移行できるので、移行のための手間もかかりませんし、トラブルが発生したときの切り戻しも迅速に行えます。これまで検証環境の構築には手間がかかっていたので、素早く検証環境を構築できるステージング機能があるメリットは大きいですね」

このステージング機能は標準で提供されており、複雑な設定を行うことなく手軽に使い始められます。具体的には、ステージング専用のフォルダにファイルを配置するだけで、Webブラウザからステージング専用のポート番号に接続してステージング環境の内容を確認できます。また、ステージングフォルダと本番サイト用のフォルダはコントロールパネルで簡単に切り替えられるため、移行のたびにいちいちファイルをアップロードしなおすといった手間がないこともポイントでしょう。

運用管理の負担を軽減できる使い勝手の良いサービス

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さらに松井氏は、運用管理の負担が少ないこともスマートコネクト マネージドサーバの魅力だと語ります。

松井氏「Webサイトを運用する際、お客様からの要件としてセキュリティ保守、つまりパッチの適用などの作業が求められますが、実際にパッチを適用するには、検証環境を用意してパッチを適用し、確認したうえで本番環境へ適用するといった作業が必要です。スマートコネクト マネージドサーバなら、NTTスマートコネクト側でパッチが適用されるため負担がありません。また、NTTスマートコネクト側で万が一のトラブルに備えてコンテンツ領域がバックアップされるため、安心して利用できることもポイントです」

多くのWebサーバがさまざまな攻撃を受けている現状を考えると、脆弱性を解消するためのパッチ適用は運用管理において欠かせません。ただ、パッチ適用によって影響が生じる可能性もあるため、その影響を十分に見極めることが求められます。現在、Webサイトを公開するためのサーバとしてIaaSが使われるケースが増えていますが、OSやミドルウェアへパッチを適用する作業はユーザ側で対応しなければなりません。これにかかる労力やコストまで考えると、運用管理を担当するエンジニアにとってスマートコネクト マネージドサーバは非常に魅力的なサービスと言えるのではないでしょうか。

直感的に利用できるコントロールパネルを装備

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多くのレンタルサーバやIaaSでは、サーバの設定を行うしくみとしてWebブラウザで利用するコントロールパネルが提供されています。ただ、サービスによってコントロールパネルのインターフェースや設定できる項目に違いがあり、“実際に契約して使い始めてみたところ使い勝手が悪かった”、あるいは“必要な設定項目がなく不便を感じた”といった経験を持つ人は多いでしょう。

とくにサーバ管理に携わるエンジニアにとっては、コントロールパネルの善し悪しは運用の手間を大きく左右することになるため、気になるポイントの1つだと言えるのではないでしょうか。

それでは、スマートコネクト マネージドサーバのコントロールパネルの使い勝手はどうなのでしょうか。松井氏は、次のように話しました。

松井氏「何が起こるのかがわかりづらい、つまり先の読めないコントロールパネルを操作するのは怖いですし、使いづらさを感じます。ある設定を変更したことでWebサイトへの接続が途切れる、といったことになってしまうと目も当てられません。その点、スマートコネクト マネージドサーバはわかりやすく、それを設定することで何が変わるのかがイメージできるので使い勝手は非常に良好です。おそらく、何らかのホスティングサービスでコントロールパネルを使った経験があるユーザであれば、マニュアルをそれほど読み込まなくても直感的に利用できるのではないでしょうか」

スマートコネクト マネージドサーバで提供されている機能の1つに、外部からの通信を制御できるサーバファイアウォール機能があります(図2)。ファイアウォールはセキュリティ確保において欠かせないしくみである一方、間違えて設定すればサーバに接続できないといったトラブルに発展しかねません。しかし松井氏は、同サービスのサーバファイアウォール機能はシンプルで簡単に使えるので便利だと評しました。


コントロールパネル

(図2)サーバファイアウォールの設定画面。シンプルなインターフェースで、ポートごとの 通信可否や接続を許可するIPアドレスの設定などを素早く行えると松井氏は評価する


松井氏「とにかくシンプル。必要最小限のことがすぐにでき、何も考えずに使える。Webサイトのホスティング用途であれば、基本的にTCPの80番と443番のポートを開き、FTPとSSHは特定のIPアドレスだけを許可するのが一般的です。サーバファイアウォール機能は、こういった設定を素早く簡単に行えるため、使い勝手はよいと感じました」

安心して使えることもサービス選びのポイント備

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さらに松井氏がスマートコネクト マネージドサーバを評価する理由として、適切にサービスが運営されていることに対する安心感を挙げました。

松井氏「とくにレンタルサーバの場合、ミドルウェアのバージョンが古いままで、いつまで待ってもバージョンアップが行われないといったケースが少なくありません。しかしスマートコネクト マネージドサーバはしっかりアップデートが行われていますし、また機能強化にも積極的です。このようにサービスが運営されているところを見ると、安心して使えますよね。またサポート体制もしっかり整えられていて、困ったことがあれば電話やメールですぐに相談できるほか、オンラインマニュアルがしっかり整備されていることもありがたい点です」

長くWebサイトを公開することを考えた場合、便利な機能が提供されている、あるいはコストパフォーマンスが高いというだけでなく、しっかりサービスが運営されているかどうかは重要なポイントでしょう。そういった観点から見たとき、本サービスは安心して使えるサービスになっているというわけです。

このようにプラスデザインカンパニーでは、スマートコネクト マネージドサーバを高く評価しており、顧客のWebサイトのホスティング先などとして大いに活用しています。


企業プロフィール:プラスデザインカンパニー株式会社


当記事に記載されている内容は、2014年3月現在のものです。

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